2017年2月1日(水)

水牛だより

午前中に時間の決まっている予定のない晴れた朝に、その日はじめてのコーヒーを寝床で飲むのは、小さな幸せの一つです。

「水牛のように」を2017年2月1日号に更新しました。
コーヒーを飲んでからPCを立ち上げてチェックしてみると、来るはずの原稿がいくつかまだ来ていません。お昼まで待つことにして、そのあいだに少し先の仕事のことを考えたりします。自分がいまやっているのは本当に自分にあっていることなのかどうか、常にギモンがあります。年齢を重ねてからは、職人になるのがよかったのではないかと思ったりするのですが、当然遅すぎます。そうした無駄なことを考えているうちに午前中は過ぎていき、順次原稿も届いたのでした。
最後に届いたのは連載開始の新井卓さんのもの。じつは一昨日、明るいうちから彼といっしょに飲み、ついでに原稿をお願いしました。今月が無理なら来月からでもいい、とは言いましたが、密かに今月から来るだろうと思っていたのです。新井さんはダゲレオタイプの写真家です。ちょうど2月26日まで横浜市民ギャラリーあざみ野で「ある明るい朝に」という写真展が開催中です。水牛ではお酒の話を書いてくれることになっています。一回目から快調なので、これからどんな酒が出てくるのか楽しみです。

「憲法いいね!を耕す集い」のお知らせです。
「水牛のように」でもおなじみの小泉英政さんを発起人とする「自分の言葉で憲法を肯定する」こころみです。
日時:2017年2月12日(日)13:00(開場12:30)〜16:00
会場:明治大学紫紺館3F 参加費:1000円
プログラム
○鍬を入れる 小泉英政(農民)
 憲法いいねの会とこの集いが目指すもの、鶴見俊輔さんから学ぶこと、など。
○歌の種を蒔く 高鳥佑太(シンガーソングライター)
 ミニ・ライブ。
○時には父と母を偲んで 長谷川修児(詩人)
 詩の朗読
○憲法を耕す講演 黒川創(作家)
 「鶴見俊輔と憲法」を主な題材として

それではまた!(八巻美恵)