2016年7月1日(金)

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インドあたりからの暑い湿った空気が流れ込んでいるのを身をもって感じる、アジアモンスーンの端っこの梅雨という季節、きょうのように蒸し暑い日を温気と呼ぶのだそうです。

「水牛のように」を2016年7月号に更新しました。
初登場の西荻ななさんは若い仕事仲間のひとりです。仕事で知り合ったけれど、女子の常として、話題は仕事のことだけに限らず、失恋という個人的なことまでひろがっていきます。折しも出版されたばかりの『分解する』(リディア・デイヴィス 岸本佐知子訳 作品社)のなかの表題作「分解する」を読んで、主人公(男性)のあがき方に笑ったばかりだったのが、個人的にはタイムリー。人の失恋についてのコメントとしてはあまり適切とは言えないかもしれませんが、西荻さんにもおすすめしたい一冊です。

きょう7月1日は、小豆島のオンラインマガジン「その船にのって」の出航・旅立ちの日でもあります。「日々刻々とワクワクする何かが増殖している小豆島の「今」を伝えるメディアとして小豆島在住の仲間たちが集まって立ち上がったプロジェクトです。これまで取り上げられることのなかった小豆島の「日常」にフォーカスを当て、島民たちが自らの言葉で綴り発信をしていきます。島民による連載の他にも、世界からの寄稿、電子書籍の出版など、風通しのいいマガジンをお届けします。」ということなので、ちょっとその船にのってみるのは楽しそうです。

先月は小豆島よりもっともっと遠くの島に暮らす人に会ったり、北へ引っ越した友人に会いにいったりしたので、いつもより空間というものを意識して、しばらくぼっとしていました。ぼっと、ではなく、ボケっと、と言いましょうか。『翻訳できない世界のことば』によれば、ボケっと、とは「なにも特別なことを考えず、ぼんやりと遠くを見ているときの気持ち」です。

それではまた!(八巻美恵)