豆腐が寝返りを打つまで

芦川和樹

風通しのいい目が、開
閉、開、閉(忙しい午後でも)
ぶつ切りだった

感情的なソフトクリームさんは
→バ、ラを一輪 胸の、それか襟の
ポケットだったり、ボタンホールだったり
に、かくし持つ
らいと
ライオンが
         る、灯
米を嚙む、ときに光   る
             波
並、木を      バ
じぐざぐ      ウ
歩くのは      ム
お得な情  状   クーヘン
、報を、  態を、    は
追うクー  保つため   舳
ピーの習         先
性だわ。         を

   平         揃
   日         え
   の質問に答える、オオロ
ラを捕らえる。犬科だとして。
ブルーベリーを目撃しながらそ
の嗅覚を胡蝶蘭にも向けて、昨
日のニュースを整理していく。
(はずだった)

どうでもいいような問題が、大きな顔して
胸の、だったか襟のだったか
薔薇をうばう
そしてカ、ーネーションが起立する


トランポリンをもく星に運ばなくては、い
けませんくもを予定に加えて、豆腐が寝が

(コピー用紙を食べて、)寝返りを、マッチが肘を擦(す)って燃えなければ〜燃やさなければ、小売りさんは頭巾をかぶり火を防ぐ。耳を製造するぶもんに吹き込む(窓から)ラベンダー、のカーテン。お揃いの布、そのカーテン。そのオオロラは、(そのオオロラは、)昨日の薔ラだわそしてカ、ー⋯‥・かくしたらいとの咆哮として、腰のあたりや、お腹のあたりが誕生する。「忘れ物ってないよ。」バケツをかぶって、不在のまま前進する鍬を持つ、くわ、を持つ、セメントを。街を角までいくふりして、豆腐が寝返ったのは、べつにいいんだという もく星に着いたらまた話しましょう(打つ)メルヘンな欠席として、メルヘンな出席として