反射点の遊び璃葉 午後3時の霧、冷えきった空気、濡れる小石 弾く音や叩く音が連続的に聴こえた 最近は注意深く聴くうちに、強調されて聴こえるようになってきた 点は跳ね返り、長くこだまし、逃げ場なく少しの間のなかで漂う 反響した後、分裂し、木の葉のように散る 眼はそこを見ているようで、時間を見ていることに気付く 在るものを描き、分解して 構築する 誰もがやってきた楽しい遊びかもしれない