庭が戻るはなし

大野晋

あ、すみません。満月バー行けませんでした。なにせ、ドクターストップで禁酒状態なのです。お酒好きなのになあ。いろいろなお酒をちょびちょびっと味わうのが好きなんですが、でも、当分はお預け状態です。

さて、6月になって1年半ぶりにウチの植木が帰って来ました。家の改築で、がばっと土地を削ってよう壁をやり直した関係で植木の置き場がなくなり、ほんの一部だけ植木屋さんに避難していました。昨年の正月に引越しし、人間はその夏に戻ったのですがさすがに猛暑に植物を戻すわけに行かず、その後、造園をお願いしてずっと待っていたのがようやく終了した次第です。ようやく、殺風景な庭の風景が一気に落ち着きました。

いやはや、お願いするも梨のつぶてで、一時ははどうなるかと思いましたが、梅雨に入って戻して頂きました。良く取れば、タイミングを見計らっていたんでしょうね。結局、預けていて無事に戻れたのがボケとモクレン、それにドウダンツツジ。特にボケとモクレンは母の実家から移したものなのでもう70〜80年くらい経っています。

新しく追加した木は大きいものだけで、エゴノキ、アオハダ、それにカツラと雑木林の住人ばかり。それにズミとアセビを加えて、暖温帯〜温帯にかけて生育している木ばかりにしました。要するに、ウチの近所にもともと生えているような木を選んだわけです。基本的には手間いらずで、すぐに根付いてくれることを期待しています。まあ、低い植物も似たようなものなのですが、草の話はまたそのうち、おいおいと。そうそう、むかしむかしに携わった落葉樹の冬芽図鑑を植木屋さんに差し上げたところ、とても喜んでいただきました。

ところで、植木屋さん、今度は費用の請求が来ないんですが。。。