季節がすこし先まで進みすぎているかのような、しかし気持ちよく晴れたメイデイ。お天気に対して無防備でいられる数少ない一日となりそうです。
「水牛のように」を2015年5月号に更新しました。
仙台ネイティブの西大立目祥子さんと知り合ってからすでに20年近くなります。わたしの父はカラフト生まれですが、もともとは仙台の人です。祖父は震災ですっかり有名になった閖上の出身ですし、祖母の結婚前の苗字は大立目といいました。そんなこともあって「西大立目」という苗字にも親近感があります。仙台は幼いころに暮らしたこともありますが、ほとんどなにも知らないので、この連載が楽しみです。
藤井貞和さんの長い回文詩を驚きをもって読みました。どうやったらこんなことができるのでしょうか。作品の半分は向こうがわからやってくる詩句、といわれればそのとおりだとは思うのですが、それにしても。。。いつだったか、目の前で藤井さんがさらさらと回文を書いてくれたことがありましたが、そのときもビックリしたのでした。
さとうまきさんの原稿はさきほどドバイの飛行場から送られてきました。
今月はお休みですが、長谷部千彩さんが主宰するwebマガジン memorandom が期間限定ショップ little shop of memorandom を開きます。
5月4日~17日 SPBS(Shibuya Publishing Book Sellers)内ギャラリースペースにて。
詳細はこちら→ http://bit.ly/1DFChGJ
たくさんの人が参加し、カラフルで楽しそう。長谷部さんのアイディアで大人のガチャガチャも設置されるようです。どんなものが出てくるのでしょうか。こちら側のアクションに対して、半分はむこう側からやってくる未知のもの、ととらえると、ガチャガチャは回文と似ているようにも思えてきます。
ツイッターでときどき見かけるタイの小説についてのつぶやきを見逃さず、「欲しい!」と連絡して、ついに「東南アジア文学」11号から13号まで送っていただきました。タイの小説は翻訳されたものはほとんど読んできたせいか、少しだけ触覚が鋭くなっているのかなと思います。
このときにはまだ13号は出ていないようで、少し古い投稿ですが、送ってくださった福冨渉さんによるタイブックガイドに詳しく紹介されていて、しかもそれぞれの作品はDLして読むことが出来ます。タイの独立系書店の記事もいいですよ。
それではまた!(八巻美恵)