ジャワ舞踊と落語の公演

あわただしくしている間にもう9月も末となってしまったので、今度の公演のお知らせだけしておこう。

ジャワ舞踊奉納公演「観月の夕べ」

さまよいこんだ男の見たものは
この世のものか、あの世のものか。
これすべて 月の夜の夢...

日時: 10月4日(日)18:30開演
会場: 大阪府岸和田市・岸城(きしき)神社にて
料金: 無料(カンパ歓迎)

演出: 冨岡三智
主催: ジャワ舞踊の会
共催: 岸城神社、ラヂオきしわだ
後援: 在大阪インドネシア共和国総領事館、岸和田市教育委員会、
    岸和田文化事業協会、大阪文化団体連合会

岸城神社は、きしわだだんじり祭りの行われる神社で、平成23年にご鎮座650年祭を迎える。それを記念して昨年に新社殿が完成し、公演はそこで行う。

落語界きってのインドネシア通、林家染雀の語るインドネシアを旅する男の物語「彼此岸月乃夜夢」の中で、ジャワ伝統舞踊を展開。上方落語なので、ジャワ・ガムラン音楽によるお囃子もふんだんに入り、ジャワ舞踊と落語とガムラン音楽が混然一体となったコラボレーション。今回初演。

MCで無粋な解説をせずとも、舞踊作品の背景やテーマが分かって楽しめる演出、単品の伝統舞踊を単に並べて見せるだけでなく、全体を貫く1つの大きなテーマ、物語の中に組み込んでみたい、と考えて、落語と組んでみようと考えたのだけれど、通してみて感じたのが、期せずしてワヤンみたいな感じになったなあということ。それがどんな公演になったかは、また来月に報告するとして、とりあえず乞うご期待!