ついに見ることができました。ポール・マッカートニー&ウィングスの「ロックショウ」。七六年アメリカツアーのライヴをおさめた映画です。五月末に完全版として初DVD。ついでにブルーレイ版も購入してしまいました。中学生の頃に出たライヴ盤「ウイングスUSAライヴ!」の映画です。これを待っていたんです。当時の中学生はLP三枚組を購入した津田くんの家でこのアルバムを聴きました。バンドマンに徹するポール・マッカートニーがすばらしい。ビートルズのメンバーで唯一バンドでロードに出たのはポール・マッカートニーのみです。「レット・イット・ビー」の屋上ライヴからずっとライヴに執着したポール・マッカートニーの姿、シンセやハモンドオルガンでちゃんとバンドメンバーとしてしっかりと演奏するリンダ・マッカートニーもすばらしく、四回も見てしまう。あと何回か見てみないと、使用している楽器やアンプ、機材などの特定は難しい。
しっかし暑い。といっても内地のような猛暑日はないが、夜の十一時前で気温が二十八度とかだったりするとこれはこれでいやになる。最低気温が二十七、八度というのが九月くらいまで続く。夕方から夜の風は暖風もしくはぬるい湿った風。仕事中は例年通りだらだら汗をかく。
去年の梅雨がどうだったかは詳しく思い出せないが、今年の梅雨は一時的に大雨、六月になると太陽がしっかりと熱したアスファルトに少しの雨が降り蒸し焼きになる。蒸し焼きにされたままネクタイ締めて動かなくてはいけない梅雨も十四日に明けた。
夏至が過ぎた日曜日の六月二十三日、慰霊の日は仕事に追われ黙祷もできない。この日は月が一番近づいて大きく見える日というので、外に出たときにちらっとみるスーパームーンは大きいというより鮮やかにみえた。