今年旧盆、旧暦の七月十五日は八月十日。内地のお盆より早く終わったためか、まわりも夏の終わりが早くなったようだ。地元青年会のエイサーに参加している女の子が旧盆後の最初の週末の行われるエイサー大会が終わり一言、「わたしの夏は終わりました。」旧盆前に帰省した息子くんは羽田で第一ターミナルで搭乗すべきものをずっと第二ターミナルにいて予約していた便に乗り損ね。別便で沖縄着。昨年、一人で沖縄と東京を往復したのは奇跡だったのか! 不思議なやつ。
八月十五日、地元紙の一面は十四日、辺野古沖に埋め立てるところへのブイ設置記事のみ。終戦の見出しは一面の目立つとろに無し。十三日の新聞は沖縄国際大学に米軍ヘリ墜落から十年を大きくあつかっていた。
CDラジカセを入手した。これでパソコンをプレイヤー代わりにしなくてもよくなった。オーディオマニアでもないのでこれで十分。パソコンに取り込んでないCDも手軽に聴くことができる。例年通り、奥さんと子供は実家へと里帰りの間、ひとりで大音量。七十年代のナイアガラ、コロンビア時代のデューク・エリントンを堪能する。デューク・エリントンはヴォーカルとかバックにたつとアレンジが良い、というビッグ・バンドのあるべき姿を確認。この前入手し、中学生の頃手元になかった、ツェッペリンのセカンドをちゃんと聴きなおすといろいろと新しい発見というか気づいたことと同じようなもの。「リヴィング・ラヴィング・メイド」は初期のライヴでやっていたエディ・コクランの「カモン・エヴリバディ」ではないかと勝手に推測とか。六十年代末の音源を聴くとステレオのギミック的なパンを多用する曲が多いので車の中で再生すると気持ち悪くなる。
そんななか、だんだんと夜中は涼しくなっていく。