今新しい作品に取り組んでいます
バッハのシャコンヌ
この曲はバッハの中でも特に大好きな一曲
この曲は以前『海とクジラ』と言う作品を作った時に
高橋悠治さんの生演奏で踊らせて頂いた曲です
またこの難曲に挑戦しようと思っています
今回はオイリュトミーでこの曲に挑戦します
フォルムを父に作ってもらい
譜面とにらめっこしながら
どのようにこの曲ができているのか
どのような音使いをしているのかを
細かく分析して紙に書かれたフォルムを立体化させます
もう何度も繰り返し聞いた曲ですが
聞き直すとたびにまた新たな
発見がたくさんある曲です
そして今回作品作りと並行して
無謀にもこの難曲のピアノを練習を開始しました
私はほぼ独学でピアノを始めたので
もちろん弾けない箇所が多いですが
とにかく
ゆっくりゆっくりと
冒頭から262小節まで
毎日1小節
左手
毎日1小節
右手
繰り返し
練習して
面白いもので
自分でピアノを練習すると
オイリュトミーで動いた時
今まで聞こえなかった音が聞こえてきます
高橋悠治さんが以前
何かのテレビ番組で
『Herma』を
弾くにはという質問に
「出来る限りゆっくりやって
それから早くやってみる
ただそれだけの事ですよ」
と仰ってました
この言葉は
ピアノを弾く時に
いつも心がけています
オイリュトミーの練習も
ゆっくりゆっくり繰り返し練習する
そして形が生まれてくる
262小節の旅は始まったばかり