いろいろと

大野晋

1か月ぶりです。

GWの初日。ばたばたした一日の終わりに風呂に入って、出た際、タオルで体をふきながら違和感を感じると、ふと、壁に尋常ではない量の血が飛び散った後を発見。
なにかと思ってふき取っていると、その飛び散りが脱衣場のあちらこちらに広がって、気が付くと足元にも尋常ではない量の血だまりができていました。

すねにあった傷口がぱかっと開いて、血が止まらない状況で、ようやく脱衣場から抜け出して、仕方ないので自分で119番に電話をして事情を話して、救急車を呼びました。10分ほどしてから到着した救急隊の方にとりあえず止血処理してもらいました。「こんなので救急要請して申し訳ない」と言うと、「いや。これは呼んでいいです」と言っていただきました。その後、GW初日の夜中に処置してもらえる病院を探してうろうろと(実際には受け入れ要請を断られ続けて延々と電話連絡をしてもらっていたのですが)、結局、長年かかりつけにしている病院に受けてもらい、なんとか傷の手当ても無事に終了しました。

いやはや、とんでもない思いをしました。しかし、もつべきものはかかりつけの病院ですね?

そんなわけで、ひと月お休みしました。元気なけが人です。すねがまだ痛いです。病院できれいに傷のかさぶたなどが取り去られてしまいましたので、ぽっかりと2センチくらいの大きさの深い穴が開いています。皮が全部とれたので修復には時間がかかるのだとか。傷としてはきれいなものです。

おとなしいながらも、家の整理を敢行して、コミックスを中心に500冊弱の本を新古ショップに売り払いました。結構な冊数だったのですが、まだまだ、家の中にはあるという事は在庫はおそらく4ケタ以上だと思います。ま。その中で読まないもの、どう考えても読み返さないものを選択しました。以前はなんでもかんでも出してしまい、その後、苦労して買いなおしましたから今はそこまで無理して減らすことはないですけど。

書店の店頭でコミックスを見ていると、今は男女問わずに同じコミックスを購入する傾向があるようです。少なくとも、昔の少女コミックスというジャンルについてはほぼ絶滅危惧種状態ですね。まあ、昔ながらの男の子コミックスもあまり見かけなくなりましたし、作家も女性が多く男性誌と呼ばれたジャンルの雑誌に登場しています。そして、少なくともデビュー時に随分と画力のある新人作家が多いですね。そうなると、勢いばかりの男性漫画家よりも、しっかりとした画力がある女性漫画家が有利になるのでしょうか?それと、きちんとしたストーリーテリングができるのも女性作家の特徴かもしれません。

日本のワインも随分と買い込みましたが、この話は次の機会に回しましょう。