雨があまり降らないうちに早々と梅雨明けしてしまった東京は真夏なみの暑さが続いています。夏のあいだの水はだいじょうぶかなのと気になります。いまもう真夏だとしても、秋が早く来るとは限らず。これまでは確かにめぐっていた季節というものがしだいに変化しているのを感じます。
「水牛のように」を2018年7月1日号に更新しました。
最近は夜になると比較的早い時間にPCをシャットダウンするようにしています。きょうお届けする原稿は6月30日の夜にはまだ二つしか届いていませんでした。7月1日の朝、起きてすぐPCを起動してみると、ずらずらずらっと原稿が並んでいたので、ニンマリしました。深夜や早朝の送信時刻を見ると、なぜかニンマリ度が高まります。自分が意識もなく眠っているときにしらじらと起きていて原稿を書いている人たちの姿をつい想像してしまうからです。
今月もぼんやり考えていること。今年は水牛楽団など、以前水牛レーベルで出したCDの音源をいくつか公開しようと思っています。水牛楽団はメンバーの西沢幸彦さんが亡くなり、「冬の旅」は歌った斎藤晴彦さんが亡くなり、彼らといっしょにこれから実際に何かをおこなうことは出来なくなりました。だから彼らとともに過ごした記念に、と言ってしまうと少々おおげさかもしれませんが、誰でも聞けるようにしておきたいと思うのです。長そうなこの夏の間にあれこれ考えて、秋には具体的にしたい。ぼんやり、決意として書いておきます。
それではまた!(八巻美恵)