東京は12月だということが信じられないような暖かく静かな日曜日です。太平洋側の冬は晴れて乾燥した日が多く、昼間は陽を浴びてうららかに過ごすことができるのは、日本海側に雨や雪が降って、大気を乾燥させてくれるから。どんよりとした冬、豪雪の冬を経験しないまま生きてきました。
「水牛のように」を2024年12月1日号に更新しました。
2024年最後の更新です。平和や自由や平等はすべての人間が望んでいるはずだと思っても、次から次に起こる世界の出来事はそれらに反することばかり。人類の歴史は戦争や不自由や不平等の歴史でもあるので、それこそが人類というものの初期設定なのかもしれません。動物のオスたちが縄張りをめぐって小競り合いを繰り返す映像をよく見ますが、あれの拡大版あるいは発展系みたいな気もします。「どこへ行こうとしてるのかしらね、神さまほとけさまの国、われら。」
トップページのイラストがめずらしくモノクロです。雪だるまの表情がそれぞれかわいい。柳生さんの暮らす黒姫ではもう雪が降って、白い世界になってるのかなと想像しました。
まだ実感はありませんが、次回は来年です!(八巻美恵)