2024年6月1日(土)

水牛だより

きのうの天気予報では暑くなるといわれていた東京ですが、あにはからんや、晴れる時間も短くて涼しい夕方です。初夏ともいいがたい、不安定な夏に近い一日です。

「水牛のように」を2024年6月1日号に更新しました。
新年度の疲れがたまってくるころだからか、今月はお休みの人が多いのですが、年に一度くらいの割合で続いている「編み狂う」が届きました。
その昔、水牛通信を編集していたころ、津野海太郎さんが当時暮らしていた荻窪で、近くに住む女性から編み物を習っていたことがありました。どんなことも自分なりの論理で納得していた津野さんは、編み物っていうのはさ、毛糸を2本の編棒の左の棒から右の棒へ移していくことなんだな、と言うのでした。そうね、その通りです! あのとき、何を編んだのだったか、きっとメリヤス編みのちいさなマフラーくらいだったはず。でも、実際に手を動かしたからこそわかることもあるという、ひとつの思い出です。
神奈川近代文学館で明日までひらかれている橋本治展、手編みのセーターが展示されているのを見たいと思っていましたが、果たせず残念です。

それではまた来月に!(八巻美恵)