夜がやってきた璃葉 親しい夜がやってきた いつものようにランプがぴかぴか光り 風は壁を伝って薄く伸びていく 春の夜の道に、 通るであろう小道の奥に 暖かい不安を置いた 曇った空に色が重なって、 少し見えにくく、しかし輪郭は鋭く。