7月は土曜日が運んできました。梅雨もおしまいにさしかかったせいなのか、先月末から暑い毎日で、これからの真夏はいったいどうなるのでしょうか。電気料金を値上げしておいて、暑いときには躊躇なく冷房を、といわれるこの矛盾。。。
「水牛のように」を2023年7月1日号に更新しました。
次々と届く原稿を読みながら、今月は記憶ということがひとつのテーマだと感じました。
冨岡三智さんの「ジョコ・トゥトゥコ氏の1000日法」にサルドノ・クスモの名前を久しぶりに見て、なつかしさにつつまれたのもそのひとつです。サルドノさんに最後に東京で会ったのはもう20年ほども前です。そのときのダンスでは彼はすっかり画家になっていて、ステージ上で大きな絵を描いていたのでした。インドネシアの有名な画家が自分に乗り移っているのだ、と言っていたことを思い出します。スタジオには自分が描いた絵画もかざってあるそうだから、それはいまでも続いているのかもしれません。会ってまた話をきいてみたい。
杉山洋一さんの「しもた屋之噺」に出てくる篠﨑功子さんのためのヴァイオリン・コンチェルト「ラ・フォリア」は7月16日に世界初演されます。以下にコンサートの詳細を。
篠﨑功子と仲間たち〜コンチェルト・アフタヌーン〜
2023年7月16日(日)
開演 14:00 (開場 13:20)
紀尾井ホール
【プログラム】
J.S.バッハ ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042
杉山洋一 ヴァイオリン協奏曲「ラ・フォリア」<世界初演>
ブラームス ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
【出演】
ヴァイオリンソロ 篠﨑功子
指揮 杉山洋一/清水醍輝
篠﨑功子と仲間たちオーケストラ
コンサートマスター 木野雅之
それでは、来月もまた!(八巻美恵)