今朝は夜明け前に千葉県東方沖地震の揺れで目がさめました。荒々しい3月の到来です。
「水牛のように」を2024年3月1日号に更新しました。
大河ドラマ『光る君へ』が話題です。源氏物語や紫式部についての本がいろいろと読めるようになったのはよろこばしいことです。しかし、藤井貞和さんの「ばあさばす」ほど変わったものはほかにはないのでは? ここまで拡張できるのですから、藤井さんと源氏物語の相性は抜群なのだと思います。
二ヶ月休載だったイリナ・グリゴレさん。お休みのあいだにパワー・アップ! はじめて会ったときに「書けるかな〜」と言っていた彼女をなつかしく思い出すこともありますが、それは「書くしかない」と決めた彼女の現在があってこそ。
イリナさんはもちろんのこと、みなさんが「水牛」を自分の場所として、書きたいことを書きたいように書いてもらえるのが運営する者にとってのよろこびです。月に一度の更新というのは、月刊誌のペースから(安易に)思いついたことで、当初はウエブではスローすぎる感じがしたのですが、自分の能力その他にとっては続けることができた基本だったと今は納得できます。
それでは、また来月もよろしくね。(八巻美恵)