梅雨というには気温が高すぎる東京です。寒いとはどういう感覚だったのかも忘れて、蒸し暑さに不満を表明する7月のはじまりです。
「水牛のように」を2024年7月1日号に更新しました。
今月初登場は芦川和樹さん。ミュージシャンであり、詩人でもあります。2023年の現代詩手帖賞を受賞し、『犬、犬状のヨーグルトか机 lux poetica①』という詩集があります。これから毎月の投稿が楽しみです。
下窪俊哉さんから「アフリカ」最新号が届きました。話の話の戸田昌子さんが小説を書いていますし、そのほかにもツイッター(Xとは呼ばないぞ!)でお馴染みの人たちの名前が並んでいて、思わずにっこり。おもてだって見えなくても、どこかでほっそりとひそかに繋がっているという感じはとてもよいものだと思います。
坂本龍一さんが亡くなって一年あまりが過ぎたいまも彼に関係するさまざまな企画が続いていますが、そのひとつ、坂本図書から8月に『長電話』が復刊されます。1984年の坂本龍一と高橋悠治との(いまよりはずっと)若い二人の電話による対談です。すでに予約が開始されていて、特典もあるようです。詳しくは坂本図書をどうぞ。
それではまた来月に!(八巻美恵)