2018年6月1日(金)

水牛だより

湿度の低い快晴の6月の訪れ。朝から何度も洗濯機を回しています。晴れはあと何日続くのでしょうか。梅雨前線よ、いま少しの間、遠くにいておくれ。

「水牛のように」を2018年6月1日号に更新しました。
自分というものが偶然の産物であると知っていれば謙虚でいられます。そして自分と自分以外とは明確に違うと感じていても、実はここからは自分、ここからは自分以外ときちんと線引きして示すことはできないと思います。皮膚の内側が常に外側の影響を受けているように、自分というものは自分以外に対して、自分が感じている以上にいつも開かれていて、にじみ出ていっているはずです。

洗濯物を干しながら、明るくどこまでもつきぬけているような青い空をぼんやり見ていると、そう遠くない将来に自分がこの世界からいなくなること、私が出会った人すべてもいなくなることが、リアルにせまってきます。だからといって、どうなるというわけではありません。でも空をぼんやり眺めるのはいいことです。

それではまた!(八巻美恵)