春のようにあたたかい日という予報は見事にはずれて、どんよりした昼下がりの東京。気温だけはたしかに高いけれど、風があり、春はまったく感じられません。
「水牛のように」を2024年2月1日号に更新しました。
先月は元旦だったからなのか、来るはずの原稿をあまり待つこともしないで、見切り更新しました。できた!と呑気な気分で新年の一杯を味わおうとしていたときに、揺れを感じました。このあたりはそうひどく揺れたわけではありませんでしたが、その後の報道で、能登の被害の大きさにおののきました。こんな大地震がおきることなどまったく知らずに更新作業を終えていてよかった。「公開」というボタンを押すちいさな作業にだって、影響があっただろうと思いましたから。
こどものころは「災害は忘れたころにやってくる」と言われていましたが、もうそういう時代ではなさそうですね。防災グッズを入れた完璧なリュックを用意していても、そのとき家にいなかったらアウトです。
冬の時代に災害や事故をまぬがれたとしても、この世界にとどまっていられるのはそう長くはないはず。このあたりで蓄積された水牛のリソースを読み返して、水牛文庫のようなかたちにすることを考えてみようと思います。まだそう思っているだけですが。。。
それでは来月も無事に更新できますように!(八巻美恵)